文化祭ステージまとめ

今日の夕方に全部の企画が終わって、ようやく今少しずつその実感が沸いてきて、振りかえる余裕が出てきた。

ステージに関しては打ち上げでの挨拶では全体へのお礼ばかりだったんで、ここでは自分的おもいでを書こうと思います。

3月の春合宿の学年会議でステージ長に選抜されたのがスタートだった。
立候補した理由は、どうだったかな?
「ステージ長を引き受けた人は3年になる時に好きな役員をさせてあげようよ」っていう辰徳君の言葉に惹かれたのは大きかったと思う。あと俺のやりたい役員になる為に、企画の手順とか重要性とかを勉強したかったからかな。小さな理由ではマーティ君が無理やりステージ長にさせられそうだから代わりにって点もある。
春頃は全体をまとめるのにかなり不安があった。
なにせ自分らの一つ上の代は1年の頃に独自で夏合宿を開催するほどの結束力だったのに、自分達の代は飲み会すら1度と開いた事がなかったからね。その上今年の新歓期にやっと少しだけ仲良くなれたと思っていた女子がいきなり退部したり、入れ替わりに新しい2年生が2人入部したりで。
ここだから言うけど、正直2人との付き合い方は夏ごろまで迷っていた。
既存の2年生の間でも少し悩んだ「ステージの2年会議に、2年生の新入部員を入れるか否か」という議論について、積極的に2人の参加を推したのは俺だったからね。前期中の2年会議でなるべく発言するようにふったりしたけど、やっぱりたまにちょっとだけ居辛い感じになっていた時は実に申し訳なく思っていた。
でも終わってみれば2人が仲間になってくれて本当に良かったと思う。
記録係をやってくれた彼は、最初は1・2年どっちつかずな感じがしたけど、持ち前の穏やかな人柄で全学年に溶け込んでいったね。練習中にルール等について助言してくれたりして俺の心の支えになってくれた。
彼女に備品係と司会の二つの大役を任せた事は正解だった。会議への出席率が特に高かったことが嬉しかった。衣装に一番拘りを見せて、ステージの司会としての見栄えを意識することを身をもって1年生に教えてくれた。
2人とも、それぞれの立場で1年生と2年生の渡し役になってくれた。
他の2年生に関しては、こんなに頼りになる人たちばかりだとは思ってなかった。この代では初めての試みだった学年飲みを仕切ってくれた。夏合宿で「あんたしかやる人がいないんだよ。私はやりたくても手が出せないんだよ」って言われた時は悔しかったけど、でもそのお陰でそれ以降は文化祭委員との折衝とか教室確保も苦しくなくなった。
1年生について、本当に今年の1年は意識が高かったね。夜遅い会議に練習にも誰も文句一つ言わずに出席してくれたし、活発に意見をしてくれた。勿論これは現1年生が素晴らしい人ばかりだからなんだけど、一つだけ自画自賛すると、5月の会議の段階から1・2年合同でステージ会議をするようにした俺の狙いも当ったかなと思う。
長くなったんで本番については一つだけ。
本番で、皆が笑えなくなる事態になってしまう事が何よりも恐かった。だからOPで観客が暴れ出した時には周りも見えずにとにかく全力で事態収拾に駆け出した。今思えばあの瞬間は観客より俺の方が取り乱していた☆カナ
それでも本番中、司会もブースも係も笑顔でいてくれたことが本当に嬉しかった。出演者が直前で変わったのもトラロープを張り忘れたのも全部俺のせいだけど、皆に楽しかったと言ってもらえれば救われます。
何言ってもスベってばかりの俺が半年間も仕切り役をやるなんて、きっと皆もダルかっただろうし俺も面倒なこともあった。でもそんな俺でも常に励ましてくれる32人が仲間だったことが幸運だった。

みんな、ステージ成功おめでとう。
俺は少しだけ休みます。また来月にはきっと始動するよ。